定期の予防接種を受けましょう

定期の予防接種を受けましょう。

○予防接種とは、ワクチン(病原体や毒素の力を弱めて作った薬液)を接種することで、
免疫力をつけ、病気に対する抵抗力をつけて発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法のことです。

○赤ちゃんは、お母さんからいろいろな病気に対する免疫力をもらいますが、その免疫力は、生後8か月から12か月ごろまでに失われていきます。そのため、赤ちゃん自身が免疫力をつけなければなりません。この免疫力をつけるのに役立つのが予防接種です。

○予防接種によって免疫をつけた人が多いほど、感染症の流行を抑えることができるので、社会全体の感染症予防にも役立ちます。

○自分自身や大切な家族の健康を守るため、他の人にうつさないためにも、予防接種をよく理解して受けましょう。

●予防接種の種類と対象

/ジフテリア/百日せき/破傷風/ポリオ
(沈降精製DPTワクチン,沈降DTトキソイド,沈降精製DPT不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン,不活化ポリオ(ソークワクチン))

・1期初回 生後3月から生後90月に至るまでの間にある者
・2期 11歳以上13歳未満の者

/麻しん/風しん
(乾燥弱毒生麻しん風しん(MR)混合ワクチン,乾燥弱毒生麻しんワクチン,乾燥弱毒生風しんワクチン)

・1期 生後12月から生後24月に至るまでの間にある者
・2期 5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者

/日本脳炎
(日本脳炎ワクチン)
・1期初回 生後6月から生後90月に至るまでの間にある者
・2期 9歳以上13歳未満の者

/結核
(BCGワクチン)
・生後6月に至るまでの間にある者
・地理的条件、交通事情、災害の発生その他の特別な事情によりやむを得ないと認められる場合においては、1歳未満

/インフルエンザ
(インフルエンザHAワクチン)
・65歳以上の者
・60歳以上65歳未満の者であって、心臓、じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の
障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者

/ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)
(組換え沈降2価(4価)ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)
・小6〜高校1相当の女子

/ヒブ感染症
(乾燥ヘモフィルスb型ワクチン)
・生後2月以上生後60月に至るまで

/小児の肺炎球菌感染症
(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)
・生後2月以上生後60月に至るまで

※接種の詳細については、お住まいの市町村へお問い合わせください。
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