2019.08.11

【TJ調査隊】なんで妙高山の標高は2446mから2454mになったの?

「日本百名山」の一つで新潟県妙高市にそびえる妙高山の標高を「2446m(ニシシロ)」と覚えていた人も多いはず。上越市内に「西城町」があるから覚えやすかった。それがいつからか、「2454m(ニシゴシ)」になった。


ニシゴシ(西越)なら、出雲崎町の地名で、妙高市から北東に150kmも離れた場所になってしまう。


2019年8月11日の「山の日」にちなみ、妙高山が8mも高くなった理由を探りに、妙高登山を敢行した。


最高地点は南峰の「妙高大神」


燕温泉登山口から登り始めた。北地獄谷の源流部に落ちる称明滝・光明滝を眺め、八合目の風穴、九合目の鎖場、山頂直下の岩場の通過など、変化に富んだコースである。




日の出とともに登り始め、4時間15分ほどで山頂に到着した。妙高山には南峰と北峰があり、燕温泉から登ると南峰に着く。岩だらけの山頂には記念碑や石仏があり、その下に「妙高大神(だいじん)」「ここは妙高山最高地点 標高2454m」と書かれた金属プレートがあった。ここが「ニシゴシ」の地点なのだ。


北峰の三角点が標高2446m



南峰から500m先に北峰がある。火打山から縦走してくる登山者が到着する山頂である。そこでは、大勢の登山者が山頂標識の前で記念写真を撮っている。山頂は広く、見晴らしが良い。


標識には「標高2446m」「日本百名山 新潟県妙高市」とあった。ただし、「妙高山最高地点(2454m)は妙高大神です」と書かれている。ベテラン登山者に聞くと「ここは一等三角点がある場所です。測量の基準点ですね」と教えてくれた。山頂標識の近くに「三角点」と書かれた標石があった。映画「剣岳・点の記」(2009年)で、明治時代に三角点を設置する測量の苦難が描かれていたのを思い出した。「ニシシロ(2446m)」は、三角点が設置された場所の標高だったのだ。


妙高山に2つある頂上の謎


妙高山にある2つの頂上の謎を解くため、妙高山の文化史に詳しい妙高市田町2の小島正巳さん(87)に話を聞いた。


「明治時代に地図を作るため妙高山を測量し、基準点の一等三角点が設置されました。三角点は必ずしも標高が一番高い場所に作られたわけ

引用元
上越タウンジャーナル
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