●元カノの存在●
披露宴の彼女は今までにないくらい、晴れ晴れとした顔をしていた。
オレの友達一人ひとりに
「これからもよろしくお願いします」
と丁寧に頭を下げる彼女。
オレの友達からも
「電撃結婚、うらやましいよ」
とからかわれながら、祝福を受けた。
全員がオレと彼女の結婚を祝ってくれている。
オレは宴の終盤、とうとう感極まって涙が溢れてきた。
そのとき、すっと隣に寄り添ってくれた彼女。
男女逆だと言われるかもしれないが、そんな彼女が、オレはとても頼もしく思えた。
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