2017年3.18号

質問45

出て行った妻が娘と会わせてくれない。面会交流の権利は?


面会を求めることは可能ですが、
認められるかどうかは「子の利益」で決まります。

日本の民法は諸外国と異なり「面会を求める権利」はなく、面会はあくまで子どもを適切に監護するための手段と考えられています。そして面会交流は〝面会することが子の利益になるかどうか〟を判断基準として認められるもの。子の利益を明らかに害しない、と判断されれば認められますし、調停の期間中でも、試行的に面会交流を行うケースもあります。調停が成立し、面会交流が認められたのに会わせてもらえないとなれば、裁判所からの勧告や、場合によっては「会わせないなら1回あたり○万円を払え」という強制執行の申立てや損害賠償請求が可能です。調停はお互いの譲歩で成り立ちますので、まずは相手方と話し合い調停成立を急ぎましょう。

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答えてくれた先生

三科 俊さん

風間士郎法律事務所

三科 俊さん

最短コースで司法試験を突破。キャリア7年目、32歳の若手弁護士。ゴルフ、車、自転車と趣味は幅広く、熱烈なヤクルトファンでもある。


風間士郎法律事務所

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質問46

離婚協議中の妻はリストカットの常習者。子どもが心配です。


「理由が精神疾患を患っている」だけでは、
親権の獲得は難しいです。

親権は子の福祉(利益)という観点から判断されます。双方の生活状況、仕事、心身の状況等から、子の利益に敵う方が親権を得ますが、乳幼児であれば母親やそれに代わる者が優先されたり、子どもがある程度の年齢であれば「どちらの親権を望むか」が重視されたりと考え方はさまざまです。虐待などの事実があれば別ですが、精神疾患=子を育てる能力がないとは判断しにくく、現在の生活が子の利益を著しく損なうものでない限り、相談者が親権を獲得するのは難しいですね。リストカットなどの行為が教育上与える影響などを主張していくことになると思いますが、このケースでは親権の獲得はしづらいと思います。

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答えてくれた先生

宮川 貴浩さん

エスペランサ法律事務所

宮川 貴浩さん

法曹界に登場して5年目、32歳のフレッシュ弁護士。軽いフットワークと熱いハートで依頼者のために東奔西走。あらゆるジャンルに対応する。


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