■藤原歌劇団■



藤原歌劇団とは昭和9年に結成された歌劇団です。藤原歌劇団と日本オペラ協会の合併により日本オペラ振興会が誕生し、藤原歌劇団は主に西洋オペラを中心に年間3〜4本主催公演として定期的に公演しているほか主催公演以外に、文化庁青少年芸術劇場公演、文化庁芸術祭公演、各地の公共事業団体との提携や協力、共催公演、またローマ歌劇場日本公演協力など多彩な活動を行っている。
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★高橋織子(上左:歌)
ウィーンにて研鑽を積み帰国後は日本声楽コンクール第1位、東京都知事賞受賞、2度にわたる日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞、日本奏楽堂日本歌曲コンクール第3位など、輝かしい評価を得ている。殊にドイツ歌曲の分野ではその理解力・表現力に多くの人が惹きつけられている。とても努力家の彼女は 2009年、母校である国立音楽大学の博士課程に入学し更なる歌曲の研究を始めている。

★岡本実佳(上中:歌)
イタリアミラノ音楽院留学。イタリア在学中からその圧倒的な美声は評価され、ヴェルチェッリ国際コンクール入選。ラーリオ音楽コンクール第4位。カルロゴメス国際コンクール入賞ほか数々の賞を受賞している。イタリアで習得したベルカント(発声法)の声は必聴です。

★三好優美子(上右:ピアノ)
ピアノソリストとしてリストの迫力の難曲《タランテラ》や当日が満月とのことで《 月の光》などを演奏する。国立音楽大学大学院ピアノ専攻首席卒業。クロイツァー賞、ならびにNTTドコモ奨学金など他多くの賞を受賞。2009年4月に発売されたCD《天使のピアノ》の愛情溢れる演奏作品は評論家にも高く評価されている。

★石田亜希子(下左)
第12回全日本ソリストコンテスト審査員賞。第39回日伊声楽コンコルソ入選。H16年度文化庁新進芸術国内研修生。華やかな雰囲気で豊かな声量と確実な技術をもつ彼女の歌は魅力的そのもので、主役を務める多くのオペラ演目を成功に導いている。

★永桶康子(下中:歌)
第34回新潟県音楽コンクール優秀賞受賞。コンセール・ウ゛ィバン新人オーディション合格。
美智子皇后陛下作詞《ねむの木の子守歌》を皇后陛下御前にて演奏を行い、皇室アルバムに出演。様々な趣向をこらした親しみやすい演奏会の様子などは雑誌クロワッサン等でも紹介されている。

★赤星裕子(下右:ピアノ)
藤原歌劇団に所属する伴奏ピアニスト。彼女のピアノ伴奏は、歌い手の本来の能力以上を引き出すほど巧みで定評がある。ミラノ音楽院留学。「カーザ・ディ・ヴェルディ」「ポロ・モーツァルト」等での数々の演奏会、イタリア各地での声楽コンクール、劇場オーディションでのピアニストを務める。プラハ歌劇場「椿姫」、ローザンヌ歌劇場「カルメン」来日公演においては、稽古ピアニストを務める。国立音楽大学、スター混声合唱団ピアニストなど、10団体を超える常任ピアニストを歴任。

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