【食器磨き体験】金属加工の職人技、「磨き」に挑戦!
燕市は金属洋食器の一大生産地。プレスや溶接など、工程ごとに専門の職人が分業して製品をつくっている。「磨き」は多くの職人の手を経て形になったものを美しく仕上げる重要な最終工程。燕市磨き屋一番館では磨きの技術継承者を育成し、一般向けの体験講座も実施。職人の機械を使ってスプーンの背面やカップの外面を磨くことができる。 ◆スプーン&ビアカップ 金属洋食器の国内シェアは燕市が90%以上。成形されたステンレス製品の磨き体験ができる。 ◆チェックポイント 世界に誇る燕の研磨技術。Apple社製iPodの裏面を磨いていたこともあり、鏡のように美しいサンプルを展示している。 ◆《歴史を学ぼう》江戸時代から息づく金属加工の歴史をスタッフが解説してくれる。→バフ(羽布)と呼ばれる、研磨機に取り付け、高速回転させて磨く道具。→《貸してくれる》軍手とエプロンは施設で用意。摩擦で製品が熱くなるので軍手は二枚重ねる。→《力を込めて》ママはカップ磨きに挑戦。しっかり持ってバフに押し付けて磨く。→実際に磨いている様子も、案内してもらえる。