歩いた後はごほうびに 日帰り温泉でひとっ風呂
関川村と言えば、荒川沿いに5つの温泉地が点在する温泉郷。「大したもん蛇コース」は、そのひとつ、桂の関温泉のある道の駅が起点となっている。赤い温泉橋を渡って向こう岸の堤防を進む。荒川もこの辺りでは川幅が広く、清い流れの先に県境の山々が穏やかなシルエットを見せてくれる。川風に吹かれ、快適に足を運びながら高瀬温泉街へ。宿泊客がチェックアウトした昼下がりの温泉街は、いたってのどかだ。途中にある足湯も独り占めである。県道を進み、再び堤防に上がると桜並木に美しい若葉が輝いていた。もちろん、歩き切った後には「ゆ〜む」で汗を流してさっぱり。洋々たる気分で岐路についた。