十日町市松之山地域には四季を通じてたくさんの野鳥が渡って来ます。一般的な鳥からめったに見られない鳥まで、その数は140種類以上。
里山の生活に溶け込んで欠かせない存在にもなっている野鳥をモデルに、温泉旅館の主人が趣味で作り始めたのが「野鳥こけし」の始まり。
昭和37年頃には松之山の民芸品として制作・販売されるようになりました。現在までに販売されている野鳥こけしの種類は20種類ほど。
その中から「サンコウチョウ」を作る体験会があると聞いて、目の色変えて飛んで行きました!(鳥だけに)
制作担当なつき先生のご指導と、会場「森の学校」キョロロの小林さんの鳥レクチャーを聴きながら進んで行きます。
参加者は地元の方多めの8名で、男性もいらっしゃいました。
作業はほぼ「筆で色のついた綿を糊と水で貼って行く」の繰り返しです。筆に含む水の量を調整したり、筆圧を調整したり結構コツが必要です。
これは尾羽の付け根が自然に見えるように、小豆色の綿を貼っています。先生の話をよく聞きながら、丁寧に作業して行きます。
ところで「サンコウチョウ」は「三光鳥」と書きます。この名前の由来をご存知ですか?「森の学校」キョロロ学芸員の小林さんからの解説をご覧ください。
どうですか?ちゃんと言葉に聞こえましたか?「ツキヒホシーホイホイホイ」って??このように鳥の鳴き声を人の言葉に例えることを「聞きなし(ききなし)」と言うそうです。「月日星の三つの光」だなんてロマンティックな名前ですよね。
雪深い松之山には、もともと冬場の産業が少なかったため、冬になると男性は出稼ぎに出るが、女性は他所へは行けずに留守番しているという状況から、お母さん達の冬場の内職として地域に広まりました。
深々と降り積もる雪の日に、都会で働く家族を思いながら、時計の音だけが聞こえるような静まり返る家の中で、黙々と作り続けていたのでしょうね。
なつき先生がポイントやコツを丁寧に教えてくださるので、ちゃんとふっくら鳥っぽくなって来ました。
そして途中休憩も挟み2時間あまり。待望のサンコウチョウが出来上がりました。
長年製品を作るお母さん達にはとてもとても及ばない仕上がり…ですが、とっても可愛くできました!何より愛着が湧いて来ます。
なんとも個性たっぷり!あれ?ちょ


