2026.08.07

33年に一度の秘仏ご本尊長期御開帳「神宮寺観世音」。毎日座禅で人生や日々を振返り心静かな時間を【新潟県十日町市】

新潟県と十日町市の文化財であり平安時代に開創されたとされる「神宮寺」(じんぐうじ)。広目天像背板裏面銘文から越後最古の禅宗寺院だった可能性もある古刹です。
毎年数日間のみ御開帳されるご本尊ですが、今年は33年に一度の秘仏ご本尊長期御開帳の年にあたるため、令和8年7月17日(金曜日)〜8月18日(火曜日)まで、ご本尊を拝める貴重な期間となっています。




7月17日に行われた御開帳法要では、33年前にも参加したという方が多く来られていました。「子供の頃から神宮寺の境内が遊び場で、夏休みもここで過ごした。馬が来て草競馬もここでやっていた」「茅葺屋根の材料になる茅を当間山に皆で採りに行ったこともある。市外へ嫁いだ後も何かあるとここへ来る。檀家がいないのに維持されているのは凄いこと。茅葺屋根の厚みやせり出しは本当に凄い」「NHKの年末番組ゆく年くる年で生中継されたこともある」と皆さん誇らしげに思い出などを話してくれました。


話にあったように、実はこちらの神宮寺は檀家を持たないお寺です。地域の方々から支えられ、茅葺屋根の修復や長期御開帳のためクラウドファンディングも行われました。
「観音様から守られているから自分たちも観音様を守ろうというシンプルな気持ちが支えとなりこれだけ長い間維持されてきたのでは。境内の管理も木を伐採したり機械を入れたり合理的なやり方があるが、それをせず苔の手入れも人の手で行っている。光の入り方であったり全てに理由がある。異空間のような場所であり、日本の本当の文化がここにある。1000年以上の歴史があるが、今あることが奇跡」 と、法要に加わった真浄院の若住職さんが話してくれました。


期間中、「毎日座禅」をはじめ、越中おわら公演や大井田夏まつり・盆おどり、各種コンサートなどが行われています。「毎日座禅」は8月18日まで毎朝6時30分から30分間。肩を叩くなどはせず厳しいものではないそう(椅子の用意あり)。観音様の前で、人生や日々のことを振り返る静かな時間を過ごしてみませんか。


豪雪地帯で守られてきた地域の宝であり、今年は次の33年につなぐ大切な年でもあります。一歩山門をくぐると変わる空気感を感じに、ぜひ足を運びんでみてはいかがでし

引用元
My trip TOKAMACHI
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