新潟の雪国観光圏とフランスのシャンパーニュブランド「テルモン」が手を組み、国境を越えて100 年後の未来に想いを馳せるプロジェクトがスタートしました!
雪深い地域で知られる雪国観光圏エリア。この地では世界に向けた「エコロッジジャパン in 雪国」という取り組みが、始まっています。今回は、このプロジェクトとテルモンとのコラボレーションについてご紹介します。
雪国観光圏と「100年後も雪国であるために」
まずは雪国観光圏について少しご紹介します。
新潟県の十日町市、津南町、魚沼市、南魚沼市、湯沢町、群馬県みなかみ町、長野県栄村からなる「雪国観光圏」は、世界でも有数の豪雪地帯。この地域では、美しい棚田や清らかな水源をはじめ、雪国ならではの文化や暮らしが大切に守られています。
「100年後も雪国であるために」
雪国観光圏ではこの理念のもと、自然環境の保全や地域社会・文化に貢献している宿泊施設を紹介する「エコロッジジャパン」に取り組んでいます。
「エコロッジジャパン in 雪国」とは?
エコロッジといわれる宿泊施設は世界中に存在していますが、一般的には「地域環境の保護」「地域社会への貢献」「本物の自然や文化との交流」といった条件を満たした上質で小規模な宿泊施設のことを指します。
雪国観光圏で取り組む「エコロッジジャパン in 雪国」は、環境保全と地域貢献を両立する宿泊施設を発信するプロジェクトです。この取り組みでは、次の2つを大切にしています。
- 「雪と水を守る」
雪国ならではの貴重な自然を守り、次世代に引き継ぐ。 - 「雪国らしい食や地域産業を維持する」
地元の食材や伝統産業を活用し、地域経済を支える。
これを実現するために、39項目のエコロッジ要件が策定されました。この要件をもとに、各宿泊施設が自らの取り組みを見える化し、さらにレベルアップを目指して日々努力しています。
エコロッジジャパン in 雪国について
シャンパーニュブランド「テルモン」とのコラボレーション
そんな「エコロッジジャパン in 雪国」が、フランスのシャンパーニュブランド「テルモン」と手を組むことで、さらに大きな一歩を踏み出しました。
テルモンってどんなブランド?
テルモンは「環境に優しいシャンパーニュ」を理念とし、次のような取り組みを行っています。
- オーガニック農法:化学肥料や農薬を抑えたぶど