市民の“知りたい気持ち”に応えたい! 8部門もの「ハカセ」に会える長岡市立科学博物館【前編】
生きもの好きな未来の研究者たちと森に棲む両生類を探しに自然観察林へ
長岡科博では、展示室を使ったさまざまな展示はもちろん、知的好奇心に応えるイベントを8つの研究室が企画運営し、市民の知りたい・学びたい気持ちに応えています。そのうちの一つである動物研究室では、子ども向け生きもの講座、大人向け講座、県内外から外部研究者を招いた講演会、探鳥会など、年齢問わず参加できるバラエティに富んだイベントを展開中です。
今回取材したのは、小学3年生以上の子どもと保護者を対象に開催された「生きものガイド」です。テーマは“森のカエル”。モリアオガエルなど県内で減少している両生類をみんなで探して観察しようという企画です。JR長岡駅東口から南東へ車で15分ほどの場所にある、東山ファミリーランド自然観察林に向かいました。ガイドしてくれるのは長岡科博の学芸員、動物研究室の鳥居憲親(のりちか)さんと植物研究室の櫻井幸枝さんです。
日曜日の朝9時、東山ファミリーランド自然観察林前の駐車場に長岡市内外から参加者が集合。
駐車場から緑あふれる森の中へ。先導する鳥居さんに続き、足元の草をかき分け進みます。
自然観察林は動植物好きな市民の癒しスポット。野鳥の森、瞑想の森、こもれ陽の径、アカマツの小径などと名付けられた場所があり、森林浴をしながらゆっくり散策できるように整備されています。
この日は梅雨の晴れ間で、「お天気でよかった〜」と思っていたら、「カエルを見つけるなら、薄曇りで湿気があるほうがいいんですよ」と鳥居さん。カエルの野外観察会は時期が早いと産卵が始まっておらず、遅いと気温が高くなってカエルがいないなど、日程を決めるのが難しいのだとか。さて、今日はどんな生きものに出会えるでしょうか。
途中で水分補給の休憩を取り、歩き始めて10分余で「瞑想の池」に到着。「瞑想の森」の中にある緑したたる水辺が本日の生きもの探しの会場です。
長靴を履き、たも網を準備する子どもたち。みんな生きものが大好きなようで、会場に到着して早々、「あ! モリアオガエルの卵塊(らんかい)だ!」という声が聞こえてきました。
「わぁ、詳


