作家・坂口安吾さんと縁ある十日町市松之山で活動をしている「松之山安吾の会」。
毎年「坂口安吾まつり」を開催し坂口安吾作品の魅力を伝え、松之山との縁を大切に活動をしています。
この度、「松之山安吾の会」による短編映画が完成しました。
この短編映画『虚空の百合』は、松之山を舞台にした安吾作品(黒谷村、不連続殺人事件、逃げたい心、など)を中心に、安吾の世界観とともに松之山の風土・文化を伝える約15分ほどのショートムービーです。
出演は女優・大島葉子さん、映画監督を務めたのは梨本諦嗚さん。
地元住民も参加した作品になっており、知ってる顔や声が聞こえてくるかも・・・
是非、下記よりご覧になってみてください。
坂口安吾と松之山
作家坂口安吾は、終戦後の1946年に『堕落論』を発表してセンセーションを巻き起こし、一躍文壇の寵児となります。
以後太宰治、織田作之助らとともに戦後無頼派として、小説、エッセイ、歴史小説、推理小説と幅広く活躍します。いまも根強い人気を誇る安吾ですが、松之山とはとても縁が深いことをご存じでしょうか。
安吾の姉が、松之山の造り酒屋村山家に嫁いだことから、安吾は若い頃、この姉を頼って頻繁に村山家を訪れ滞在していました。安吾の作品に、『黒谷村』(1931)、『村のひと騒ぎ』(1933)、『逃げたい心』、『木々の精、谷の精』(1939)などがありますが、これらは、松之山ゆかりの作品です。
坂口安吾の貴重な遺品も展示「大棟山美術博物館」
https://www.tokamachishikankou.jp/spot/daitouzanbizyutsuhakubutsukan/
毎年5月に開催!坂口安吾まつり
https://www.tokamachishikankou.jp/event/sakaguchiangomatsuri/
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