十日町市の川西エリアに2024年オープンした一棟貸しの農家民宿「きらく」
なかなか面白いオーナーがいるとの噂を聞いて、お邪魔してきました!
場所は十日町駅から車で約15分。信濃川沿いの田んぼが広がる集落にお宿があります。
お米とホップ農家を営むオーナー山家さんと愛犬ホップ
夏は農業体験や「大地の芸術祭」の作品巡り、冬はスキーやただ雪と戯れたいという方まで、様々な方が宿泊されているそう。
まずは気になる室内をご紹介!
昭和感のある外観と異なりこちらは2階のベッドがある洋室。東向きの大きな窓からは、一面に広がる田んぼや八海山まで見えるではありませんか。四季折々の風景をこの窓から楽しむことができます。
1階の和室でお布団を並べるのも良いですね。小さいお子さんも喜びそう。
台所の食器や調味料は自由に使えます。地酒や地元食材を調達しワイワイ調理できるのも一棟貸しの醍醐味。
水回りはリフォームされていて快適に過ごせます。
旅行が好きで過去には自身もローカルな宿に宿泊することが多かったという山家さん。アメリカと中国に留学経験があり、英語・中国語が堪能。既に海外からのお客様も受け入れています。
宿を始めるきっかけは、2018年に通訳として市内の観光事業者のお手伝いをする中で、「十日町市は観光地としての魅力がたくさんあるのに宿泊客は他の地域に行ってしまっているのでは?もっと観光で盛り上げたい」と感じたことから。また、東京で会社勤めをする一方、地元で祖先祖代々の土地を守りたいという思いを持っていたとのこと。
農業など様々な活動の傍ら、「観光と空き家問題をつなげたい」「自分でやってみないとわからない、まずはトライ!」というチャレンジ精神で、空き家になった近隣の住宅を購入し、昨年農家民宿としてオープン。
そんな山家さん、十日町市の市議会議員でもあり、小さいお子さんを育てるお父さんでもあります。農家に民宿に新たな事業にと大忙し…。穏やかな口調から多彩な話題が飛び出します。今後は宿泊者だけでなく地域の人が集まる場所になればとも考えており、頭の中には農業×観光×教育の構想もあるのだとか。
多国籍な本が並ぶ本棚
山家家で栽培した野菜やお米が置いてあることも。宿泊者が購入可能です。
冬はかんじきで雪上散策はいかが!?長靴では雪に埋もれる場所もかんじきだと歩けるから不思議!
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