新潟県十日町市が舞台となる特集ドラマ「コトコト〜おいしい心と出会う旅〜」新潟編(来冬放送予定)の出演者会見が、2月28日に十日町市博物館TOPPAKUで行われました。ドラマに出演する古川雄大さん、高梨臨さん、小林幸子さんが登壇し、ドラマの魅力や現在行われている撮影についてお話されました。
日本全国をまわる百貨店バイヤー結稀宏人(ゆうきひろと)役を演じる古川雄大さん(写真中央)
「十日町市は自然が豊か。寒いが空気がきれいで現地の人が温かい。自然と挨拶してくれたりミカンを差し入れていただいた。方言で褒める時に「バカ」をつけることにびっくりした。撮影は柔らかい空気でピリッとすることなく進んでいる。役を通して温かい心を届けたい。ドラマには色んなテーマやメッセージが描かれているが、小さい子からお年寄りまで見てもらえる内容。ぜひシリーズ化してほしい」と話した。
縄文土器に惹かれ移住してきた博物館の学芸員役の相場美羽(あいばみう)役を演じる高梨臨さん(写真左)
「到着初日は一面グレーの景色で不安だったが、何日か経ち晴れた時に雪に光が反射しとても美しかった。役の心情と重なるものがある。地元の人は方言がやわらかく喋っていて心地よい。縄文土器は実際に見ると迫力がすごく、縄文時代の人が使っていたと思うと心が熱くなる。土器がかっこいいとうつってくれれば。またドラマではごはんがとても美味しそうに映っているので見る人に伝わると良い」
終始会見を笑いで盛り上げてくれた小林幸子さんはスナックのママ 泉優華(いずみゆうか)役
「愛しているふるさと新潟がテーマのドラマ。新潟弁も出るので嬉しくて仕方がない。役作りは不要といわれている。地元の母さんというかんじで演じる」
この日の着物は十日町市出身の染色作家 村山雨景さんによるもの。十日町の雪景色を描いたものなんだとか。きものの街とおかまち×雪景色の目を引くとっても素敵な着物姿でした。
既に撮影を始めている古川さんと高梨さんは撮影で食べた「煮菜」(漬菜を煮たもの)がとっても美味しくご飯が進んだとのこと。また、今年は小雪で撮影のための雪を集めるのに苦労したそうで、スタッフの垣根を越えて雪を集め、出演者自らも雪集めをしたんだとか。雪があるからこその団結が生まれドラマの内容ともリンクするものがあったそう。
制作統括 堀内裕介さん
十日町市内での撮影は2月2