新潟県十日町市の「あてま 森と水辺の教室 ポポラ」では、ニホンリスの暮らす森を舞台に、「リスの森づくりプロジェクト」を開催しています。
森を観察しながら、リスの食べ物や生活を学び、未来の森を育むために植樹体験ができるプログラムです。
この記事では、2025年6月8日に開催された「リスの森づくりプロジェクト」の様子を写真付きで詳しくお伝えします。
“リスの森づくりって何をするの?”“どんな雰囲気?”“過去の様子を知りたい!”と気になる方は是非ご覧ください♪
体験レポート
開催場所は、新潟県十日町市にある自然体験施設「あてま 森と水辺の教室 ポポラ」森のホールです。
まずは森のホール内受付に集合。(事前予約が必要です)森や耕した畑を歩くため、長靴や手袋が無料でレンタルできます。
時間になったら、いよいよスタート!
まずは案内スタッフが今回のプログラムを説明します。
リスの生態について、写真や木の実(実物)を見せながら、幼いお子さんでも分かる簡単な言葉で説明してもらえます。
「リスはどこに住んでいるでしょう?」「3番!森の中!」「正解!」……などクイズが出たりしました。
リスについて軽く知ったら、実際に森へGO!
本当にこの森にリスが暮らしているか、痕跡を探しに行きます。
バスに揺られながら、なぜリスの森を作るのかというお話を聞きます。
実はポポラは、リゾート地として開発された当間高原の自然を守るため、様々な取り組みをしています。
その一環として、森と森を分断する道路をリスが安全に横断できるよう、道路の上に架け橋を作っていました。ですが、リスは中々その橋を通らなかったんだとか。
「橋から森が遠くて、道路の向こうにも森があると気付かないのかもしれない。橋の近くに森が育てば、リスが橋を使って森を行き来してくれるかもしれない!」と考えたポポラは、この「リスの森づくりプロジェクト」を始めました。
さて、森に着いたら、早速リスの痕跡を探します!
「これは松ぼっくりだよ」「真ん中においしい種が入っているんだよ」等、ヒントをもらいながら森の中を歩きます。
参加者のみなさんも、「あっ!クルミ!」と上手にリスの痕跡を見つけていました。
森を散策したあとは、いよいよリスの森を作ります!