朝から雪が降り続いた12月7日(土)、清津峡のある小出集落(新潟県十日町市)は一晩であっという間に一面真っ白に雪化粧。
山々にはまだ色づいた木々がわずかに残り、降り積もった雪とのコントラストが美しい朝を迎えました。
そんな日に開催したのが「清津峡渓谷・水のリトリート」日帰りプラン。
当日の様子をレポートします。
そもそも「リトリート」って?
リトリートは直訳すると「撤退」や「退却」を意味する言葉です。
海外では日常から一時的に離れて、心身をリフレッシュする旅のスタイルとして定着してきているそうで、日本でも徐々に広がりつつあります。
私たちの住む十日町市を含む3県7市町村からなる雪国観光圏エリアでは、「地域を再生し、私を再生する」をコンセプトにした独自のリトリートを #雪国リトリート として育んでいます。
<雪国リトリート>
https://snow-country.jp/retreat/
<雪国観光圏の取組>
https://snow-country.jp/
まずはオリエンテーション
東京から前泊し参加してくれた方に、新潟市から雪道を運転してきてくれた方(2回目のご参加でした!)、
6名の参加者が集まり、リトリートが始まります。
まずはこの場に馴れる、いわゆるオリエンテーションの場。私たちは「種まき」と呼んでいます。
メインガイドを務めるノブさんオリジナルの「種まき」が進みます。
- 清津川の石に自ら連想されるワードを書く「石のワーク」
- 湧き水を使った「水のワーク」
- 瞑想と詩の時間
- 集落の冬支度の話を聞く時間
大きな窓の外には清津川が広がるこの場所は、1階が食堂「雪ふる食堂」、2階がゲストハウス「雪ふる宿」として営業している清津百貨さん。
集落さんぽに出発
雪がしんしんと降る中、清津峡集落で暮らすローカルガイドのヤスヨシさんと一緒に散歩に出かけます。
真冬になると通れない道も、降り始めの今ならへっちゃら。
地元の人が案内してくれるので、安心して集落の奥にも進んでいくことが