公開日2022.05.17
最終更新日2022.05.17

【6月19日まで開催】刀剣と武者絵を通して激動の時代に触れる 新潟県立万代島美術館「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語」

【6月19日まで開催】刀剣と武者絵を通して激動の時代に触れる 新潟県立万代島美術館「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語」
公開日2022.05.17
最終更新日2022.05.17

【6月19日まで開催】刀剣と武者絵を通して激動の時代に触れる 新潟県立万代島美術館「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語」

4月23日(土)から6月19日(日)まで新潟県立万代島美術館で開催されている展覧会「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語」へ行ってきました!

軍記物語や武勇伝説に登場する、武者たちの物語に焦点を当て、平安〜江戸時代末期の刀剣や、武者絵率100%の浮世絵版画、刀剣の鐔(つば)など、アメリカ・ボストン美術館の所蔵品から厳選した品々が並びます。

展示室前にはアプリを使用した音声ガイド(有料)がありました。展示品について詳しく知りたい、知識を深めたい人はぜひ利用を。

また、展示室内は写真撮影OK。ただし、フラッシュの使用は禁止されています。

月岡芳年「義経八島之名誉」

平家物語「弓流し」の一場面を描いたもの。源義経が落としてしまった弱い弓を平家に見られまいと、必死に弓を取ろうとしています。

「義経弓流し図鐔 無銘(水戸派)」

こちらはその「弓流し」の一場面を作品にした鐔(つば)。細やかな職人の技が光ります。

歌川国芳「長門国赤間の浦に於て源平大合戦平家一門悉く亡びる図」

平家滅亡に至った壇ノ浦合戦の様子を描いた作品。中央には悲劇の死を遂げてしまう安徳天皇、左側には軽々と船へ飛び移る義経の姿が。

三代歌川豊国(歌川国貞)「源頼朝の前で舞う静御前」

歌川国芳「巴御前」

こちらの2点は、武将を支えながら乱世を生きた女性、静御前と巴御前の浮世絵。強さと美しさを持った存在感が漂います。

エリアは「神代の武勇譚」から始まり、いくつかに分けられていますが、特に「源平時代の英雄」や「鎌倉時代の物語」のエリアでは、源頼朝、北条時政・義時、木曽義仲など、名だたる武将と合戦の浮世絵が登場します。現在放送されている大河ドラマを見ている人にとっては大変興味深い内容ばかりですね。

歌川国芳「信州川中島大合戦之図」

武田信玄と上杉謙信との川中島合戦の様子。この2人の一騎打ちは、初期の浮世絵の時代から最も多く描かれたそうです。長大な刀剣を手に持ち、馬に乗って敵陣に向かって進む上杉謙信と、彼をにらみ待ち受ける武田信玄の姿があります。

武者絵に関する国内の名刀も特別出品されていて、その中の一つ、上杉謙信の愛刀といわれている「太刀 銘 来国俊 元亨元年十二月日」も観賞できます。

展示を締めくくるのは、ボストン美術館所蔵の名刀たち。

(写真手前)「刀 金象嵌名 光忠」

約600口の日本刀を収蔵しているボストン美術館。今回の展覧会では、鎌倉時代を中心に、大型の太刀から短刀まで、名工の品々が並びます。

「金梨子地家紋散糸巻太刀拵」

中には拵(こしらえ)と呼ばれる外装のあるものも。江戸時代のもので、全体的に金色が施されていてとてもきらびやかですね。

最後には武者絵の舞台となった場所を紹介する全国マップもありました。国内旅行計画の参考にしてみるのもよさそうです!

名絵師たちが描いた、今も色鮮やに残る武者絵の数々。刀剣の輝きとともに、躍動感あふれる彼らの姿や歴史の瞬間を見ていきながら、彼らの物語に思いをはせてみては?

イベント情報

イベント名 ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語
開催期間 4月23日(土)〜6月19日(日)※休館日/4月25日、5月9日、23日、6月6日の各月曜
開催時間 10時〜18時(観覧券の販売は17時30分まで)
会場 新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5F)
料金 一般1,600円、高大学生1,300円、中学生以下無料
お問合せ先 新潟県立万代島美術館
電話 025-290-6655

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