公開日2024.06.09
最終更新日2024.06.09

初代王者は三条市・鯉次!県内16店舗が参加した「新潟ラーメンバトル」が閉幕

初代王者は三条市・鯉次!県内16店舗が参加した「新潟ラーメンバトル」が閉幕
公開日2024.06.09
最終更新日2024.06.09

初代王者は三条市・鯉次!県内16店舗が参加した「新潟ラーメンバトル」が閉幕

三度の飯よりラーメンが好きな、新潟ラーメン伝道師の片山です。皆さん、5月11日(土)から4週連続の土・日曜に新潟ふるさと村で開催された「大つけ麺博Presents 新潟ラーメンバトル」は参加されましたか?週替わりで県内4店舗に県外からの応援参加店3店舗を加えた計7店舗が登場し、気合の一杯を提供してくれました。

ラーメンは1杯950円。イベント限定ラーメンも多く、どれも気合入りまくり!
晴天の元、お気に入りの1杯を求めて長蛇の列が並ぶことも。

売上杯数をお客さまからの投票数で割った「美味しさ満足度」の最も高かったお店には、初代「Niigata RAMEN KING」の称号と賞金100万円が贈られます。イベント最終日の6月2日(日)には、結果発表と表彰式が行われました。

「はまぐりの塩そば」。さらいの看板メニューに貝のうま味と青山椒の爽やかさを加えた1杯。

第3位 さらい(五泉市)
「手応えもあったんで悔しい気持ちはありますが、たくさんのお客さまにお越しいただき、感謝です」(店長・白井凌さん)

「ノドグロと真鯛の淡麗塩そば」。高級食材をじっくり炊いてうま味を抽出。ウニやノドグロなど豪華なトッピングも好評を博した。

第2位 中華蕎麦 采ノ芽(新潟市西蒲区)
「最高のイベントでした!お客さまやスタッフに支えられたので、とにかく悔しいのひと言。来年またリベンジします!!」(ご主人・大関卓朗さん)

「ザ・クリア塩中華」。動物系は使わず、昆布とシイタケで取っただしに塩ダレと鶏油でコクを加えた、名前通りのクリアな味わい。
店主の小林弘典さん。

第1位 鯉次(三条市)
「味には自信がありましたが、正直ビックリしました。夫婦で丁寧に仕事をした結果だと思います。投票していただいた皆さま、ありがとうございました!」

バトルの集計は合計杯数をラーメンを食べた来場者の投票数で割った「おいしさ満足度」で争われた本イベント。鯉次よりも杯数の多かったお店は他にもありましたが、決め手は当日の接客や味への向き合い方など、お客への熱い思いだったのかもしれません。

表彰式には県内14店舗の店主たちやイベントを盛り上げた県外の人気店の店主たちもそろった。

「ラーメンで新潟を盛り上げたい!という思いで4年前に立ち上げたイベント。コロナもあって実現までに時間がかかりましたが、終わってみればあっという間の4週間でした。参加してくれた県内外のラーメンや運営スタッフ、そして来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました」。
発起人の蓮沼司さんは東京で「我武者羅」をはじめいくつものラーメン店を手掛けるレジェンドで、見附市の出身。地元をラーメンで盛り上げるために尽力してくれたことを、ひとりの新潟ラーメン好きとして感謝しかありません。

発起人の「我武者羅」オーナーの蓮沼司さん。

新潟ラーメンバトルはコロナ禍以降、新潟県内では久々のラーメンイベント。ラーメンを作る店主たち、ラーメンを食べる来場者、全員に笑顔のあふれる8日間でした。会場で食べておいしかったお店には、今度実際に足を運んでみてください。イベントを通して感じた悔しさやうれしさを経て、ご主人たちがさらにおいしいラーメンを作ってくれるはずです。

三条市「鯉次」の優勝で幕を閉じた、新潟ラーメンバトル、第2回の開催を今から心待ちにしたいと思います!

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