小千谷市出身。好きな食べものは春巻きです。アパートの家賃は2万5000円です。よろしくお願いします!
自転車を“暮らしの相棒”に。古町エリアに自転車の整備&販売の店「BICYCLES(バイシクルズ)」オープン!
自転車を“暮らしの相棒”に。古町エリアに自転車の整備&販売の店「BICYCLES(バイシクルズ)」オープン!
今年の夏、古町エリアにすてきな自転車屋さんがオープンしたのをご存じですか?
お店の名前は「BICYCLES(バイシクルズ)」。整備・修理をメインに、店長が自ら仕入れた個性的な自転車の販売なども行う自転車専門店です。
お店があるのは古町6番町商店街。おなじみ、「ふるまちモール6」のアーケード内、岩舟屋時計店さんの隣です。
無垢材を大胆に使った内・外観は、これまでの自転車屋さんのイメージとはかけ離れた、モダンで温かみのある雰囲気です。
お店に入ると、店長の宮島さんが出迎えてくれました。
宮島さんは新潟市内の自転車店で整備士としてのキャリアをスタート。家庭用から競技用まで、多様な自転車の修理を経験することで技術の土台を作りました。
その後、19歳となった宮島さんは競技用自転車のメカニックとしてのキャリアを積むべく、自転車競技の本場・ヨーロッパに単身で渡り、武者修行の日々を過ごします。
しかし、世界中を巻き込んだ新型コロナウイルスの流行により、武者修行は1年ほどで打ち切りに。志半ばでの帰国を余儀なくされました。
欧州での経験から、暮らしの中に自転車が溶け込む欧州の文化を日本にも根付かせたいという強い思いを持ち、帰国後は新潟市内のスポーツ自転車専門店に勤務しながら腕を磨いていた宮島さん。
そんな中、新潟市内にお店を構えるインテリアショップ「APARTMENT」のオーナーと偶然話す機会を得たことが大きな転機になったんだそうです。
「以前から家具だけでなくデザインと機能性に優れた自転車の販売にも力を入れていたAPARTMENTは、『本物だけを売る』という理念を持っていました。この理念が私の理想の自転車屋さん像とぴったり一致したんです」
この出会いを経て、APARTMENTは同店の姉妹店として「BICYCLES」をオープンすることを決定。宮島さんが店長に任命されました。
家具・商品棚・照明といった店内のインテリアの一切は、APARTMENTで実際に販売されているものを使用。まるでカフェのような店内の雰囲気が、“暮らしに溶け込む自転車”をしっかりと演出しています。
「ヨーロッパの人たちは、自転車を“暮らしの相棒”として扱っているんです。メンテナンスもこまめに行い、壊れた部品は交換しながら一台に長く乗り続ける。日本と比べてはるかに安い料金で修理できる自転車屋さんが街のいたるところにあるので、気軽に持ち込む習慣も根付いています。まさに生活の一部ですよね」
自身の整備や修理を通して、「一生一台」の自転車文化を広めたいという宮島さん。当初はしない予定だったという自転車の販売にも、その思いが表れていました。
メインで販売するメーカーのひとつが、アメリカ「Surly(サーリー)」社。最大の特徴は、さまざまなパーツやアクセサリーを後付けできる拡張性です。
タイヤ、カゴ、荷台、泥除け、変速機などなど、乗り手のニーズに合わせたカスタマイズの幅が他のメーカーと比べて格段に広いんだとか。
気分や状況によって簡単に装備を変えられる自由度の高さが、宮島さんが思う「相棒」のあり方にぴったりなんです。
ホイールバッグを付ければ、通勤やロングツーリングの相棒に早変わり。
フレームは修理しやすい鉄製。アルミフレームなどとは異なり、出先でトラブルがあった際にも近くの自転車屋さんで処置がしやすいんです。
壁には自転車のフレームをはじめ、サドル、グリップ、ペダル、カゴ、ベルといったカスタマイズ用品がずらり。思わず「自分好みの一台」への想像が掻き立てられます。
家庭用・競技用を問わず、自転車の整備・修理はもちろん、新たな「相棒」探しも気軽に相談できるお店です。古町に出かける用事があったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
店舗情報
店舗名 | BICYCLES(バイシクルズ) |
---|---|
住所 | 新潟市中央区古町通6番町965-1 古町ビル1F |
TEL | 025-201-7335 |
営業時間 | 10時〜18時 |
定休日 | 毎週木曜、第1・3水曜 |
駐車場 | なし |
外部リンク | https://www.bicycles.jp/ |
関連記事
注目記事ランキング
ログインして
もっと便利に!