公開日2025.07.03
最終更新日2025.07.03

十日町・松之山温泉に温泉宿「睡夢」誕生! 薬効抜群の温泉、上質なサウナ、日本酒飲み放題サービスも

十日町・松之山温泉に温泉宿「睡夢」誕生! 薬効抜群の温泉、上質なサウナ、日本酒飲み放題サービスも
公開日2025.07.03
最終更新日2025.07.03

十日町・松之山温泉に温泉宿「睡夢」誕生! 薬効抜群の温泉、上質なサウナ、日本酒飲み放題サービスも

モダンな雰囲気の外観と、かわいいくまの看板が目印。

日本三大薬湯のひとつとして知られる十日町市・松之山温泉。この5月、そんな松之山温泉街にある1軒の旅館をリノベーションして作られたカジュアルホテル「睡夢(スイム)」がオープンしました。

温泉・サウナ・えりすぐりの地酒を堪能できるというこちらのホテルは、同じく松之山温泉街にある「酒の宿 玉城屋」のオーナーが手がけていて、文字通り“眠りに誘うような酔い”を体感できるのだとか。

今回編集部がお招きいただき、実際に体感してきたその魅力をたっぷりとお伝えします!

チェックインしたら、自慢の温泉を堪能すべくさっそく大浴場へ!

日本三大薬湯のひとつである松之山温泉は、濃厚な温泉成分と、とろりとした肌触りのお湯が特徴。温泉に含まれる塩分が肌をコーティングすることで湯冷めしにくく、温泉から上がった後も体はぽかぽかと温まったまま。じんわり心地良い、癒やしのひとときを過ごせますよ。

サウナに入ると五感が鋭くなり、ごはんやお酒がよりおいしく感じられるそう。

そして松之山温泉街では初となるサウナも楽しめます。こちらは温度が少し低めに設定されているため、サウナ初心者でも入りやすいのがうれしいですね。

熱めの温度が好きな方は、室内にあるサウナヒーターに水をかけてセルフロウリュをすることもできますよ。豊かな杉の香りとともに、じんわりと心身をほぐしてくれます。

温泉とサウナで体を温めた後は、シックな雰囲気がすてきな「睡夢BAR」へ。こちらでは16時から21時まで、豊富なドリンク&フードを楽しむことができます。

宿泊利用者は、一部を除くアルコールメニューを飲み放題で楽しめるのも魅力のひとつ。温泉の後に一杯、ディナー後の晩酌に一杯…などなど、全国的にも珍しい、新潟地酒フリーフローを満喫しちゃいましょう。

最初にオーダーしたのは、見た目も鮮やかな「ぽん茶スパークリング」(1,650円)と真っ黒なルックスがインパクト抜群な「ウフマヨ 墨塗り」(550円)。

ぽん茶スパークリングは「玉城屋」のオリジナル日本酒「醸す森 純米吟醸 生酒」に、ハイビスカスとほうじ茶を合わせた日本酒カクテル。すっきりとした炭酸とともにまず甘みと酸味を感じ、さらにほうじ茶の豊かな香りがふわりと追いかけます。飲み進めるたびに、その新しい味わいにとりこになるはずです。

ウフマヨ 墨塗りは、毎年1月に開催される初婿を祝う伝統行事「墨塗」をイメージして作られたおつまみで、マヨネーズとマスタードを合わせ、絶妙な塩加減に仕立てた黒いソースがとろとろの半熟卵を包んでいます。日本酒カクテルとも相性抜群です!

続いては「睡夢くまブリーズ」(2,200円)を。

こちらはワイン樽やシェリー樽で熟成させた睡夢のオリジナル日本酒シリーズ「睡夢 くま 2022」を爽やかなレモンと炭酸水で割ったもので、口に含んだ瞬間に感じるラム酒のような香りが印象的。ラムレーズンを濃縮したようなその深い味わいに、日本酒との新たな出会いを感じられるはずです。

睡夢オリジナル日本酒は「睡夢 くま 2022」に加え、まるでココナツラテのような優しい甘い香りが特徴の「睡夢 にほんりす 2022」、樽熟成したシャルドネワインのような味わいの「はりねずみ」、コーヒーやカラメルを思わせるスモーキーで複雑な香りが広がる「ふくろう」と、動物がモチーフとなった個性豊かな4種類がそろいます。

こちらの4種の日本酒と、ぽん茶スパークリングで使用されていた「醸す森 純米吟醸 生酒」は、「酒の宿 玉城屋」の店舗、または「醸す森[kamosu mori] オンラインショップ」から購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

そして待ちに待った、ディナータイムになりました。ディナーでいただける「里山手巻き寿司」は、地場野菜や海鮮といった旬の具材を、南魚沼産のコシヒカリを使用した酢飯とともに贅沢に味わうことができます。具材は季節によって変わるので、訪れるたびにさまざまな地元の味に出会えそうですね。ご飯とノリはおかわり自由。おなかいっぱいになるまで満喫できました!

ディナーを満喫したら、部屋に戻る前にフリードリンクコーナーへ。

こちらでは、新潟地酒やクラフト酒など、「酒の宿 玉城屋」のオーナーが厳選した約20種の日本酒がそろいます。自分好みのものを自室に持ち込めば、贅沢にセルフ利き酒体験を堪能できるんです。これはうれしい!

味わいの特徴とともに、甘み・酸味・うま味・苦みを表すチャートを記載したタグが銘柄ごとに付いているのも魅力的です。

自室には3杯まで持ち込み可能。チャートを見ながら味わいを想像して日本酒を選んだり、見た目や名前のインパクトで決めてみたり…お気に入りの一杯をぜひ見つけてみてください。

フリードリンクコーナーには、おつまみも用意。ベジタブルチップスや新潟の米菓やチョコレート菓子、玉城屋キッチン監修のチーズサブレなど、甘党も辛党も満足できる幅広いラインアップがうれしいですね!

睡夢のオリジナルデザインのかわいいおちょこで乾杯!

フリードリンクコーナーを満喫したら、お部屋でのんびり晩酌タイムです。部屋の大きな窓からは松之山の自然を望むことができます。季節によってさまざまな表情を見せる景色にも注目してみてくださいね。

日本酒とおつまみを味わいながら、思う存分ゆったり…心ほぐれる至福のひとときを過ごせました!

ぐっすり休んだ次の日の朝は、おなかも心も満たされる朝食を堪能。

旬の食材と新鮮な野菜をふんだんに盛り込んだプレートは、越の鶏の味噌漬けをはじめ、季節を感じられる新潟らしい献立が並びます。

こちらもディナーと同様、季節によって食材やメニューも変わるため、訪れるたびさまざまな旬の味に出会えるとか。ボリューム満点で、満足感もばっちりです。

みそはスプーン一杯分が目安。自分好みのみそ汁をつくろう。

また、こちらの朝食では、好きな具材と好きなみそを選んで自分好みのみそ汁を作れる「味噌汁BAR」を楽しむことができるんです。

この日は、「雪譜みそ」、「えちごいち味噌(赤/白)」の3種類が用意されていて、それぞれ異なる豊かな味わいを楽しめます。

また、みそ汁の具材として用意されている薬味と豆腐で冷や奴として楽しんだり、薬味やみそ漬けがみじん切りされた「ぽっぽろ漬け」をご飯にのせてだし茶漬けとして楽しむのもおすすめだそうですよ。

睡夢BARで注文できる、竹墨コーンのミルクソフト(500円)をいただきながら帰宅。ラム酒を使用したアルコール入りのラム酒ソフト(600円)もおすすめ。

いかがでしたか?

リラックスできる居心地の良い空間と、睡夢ならではの魅力的な体験型サービスの数々に、きっと何度でも訪れたくなること間違いなしです。

自分へのご褒美に、大切な人と一緒に、心身ともにゆるんでととのう至福の時間を過ごしてみませんか?

店舗情報

店舗名 Ponshu Hotel 睡夢
住所 十日町市松之山湯本60-1
TEL なし
営業時間 IN16時/OUT11時
料金 2名1室素泊まり 15,400円〜、2名1室1泊朝食付き 18,150円〜、2名1室1泊2食付き 22,550円〜、日帰り入浴(1時間45分)大人1名1,500円、貸切サウナ(1時間45分、大人2名まで)1室 10,000円〜
定休日 火・水曜
駐車場 4台
外部リンク https://suimu.tamakiya.com/

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