公開日2021.06.25
最終更新日2021.06.25

6月の新潟文化物語は「通船川」を特集(2)国内唯一の木材筏の曳航(えいこう)が幕を閉じた!

6月の新潟文化物語は「通船川」を特集(2)国内唯一の木材筏の曳航(えいこう)が幕を閉じた!
公開日2021.06.25
最終更新日2021.06.25

6月の新潟文化物語は「通船川」を特集(2)国内唯一の木材筏の曳航(えいこう)が幕を閉じた!

にいがたの文化にまつわる情報をタイムリーに発信している新潟文化物語。6月は、信濃川と阿賀野川を結ぶ一級河川・通船川を特集しています。

通船川で長く行われ、日本で唯一残っていた木材筏の曳航がこの5月、幕を閉じました。

昭和30年代の日本は、建材や家具に適している南洋材の需要が伸び、新潟西港でも輸入量が増加。大型貨物船から降ろされた丸太は筏に組まれた後、船に引かれて通船川の中流にある2ヵ所の貯木場に。そこで一定期間保管された後、川沿いの木材加工工場へ運ばれました。

木材筏の曳航は、約10名でチームを組み、朝から日没まで雨の日も雪の日も一年中行われていましたが、近年輸入量が激減。沿岸の合板製造会社が解散したこともあって、この5月に昭和・平成・令和と続いた歴史に幕を下ろしました。

国内最後となった木材筏の曳航を「2020通船川筏の曳航」という映像にした加藤功さんは、副代表を務めるNPO法人新潟水辺の会で水辺の風景の魅力を多くの人に知ってもらうために、川の清掃や通船川河口の森の整備に取り組んでいます。

加藤さんには大きな夢があります。「通船川と栗ノ木川、信濃川、阿賀野川を船で周遊したり、カヌーで巡ったりして、街や人の暮らしを眺められたら、新潟に愛着が生まれ、良い観光資源にもなると思うんです。新潟という湊町を発展させたのは大河だけではありません。通船川をはじめとする様々な川が担っていたことを多くの人に知ってほしい」

今、通船川では、川を起点としたまちづくりが進み、カヌーの練習やワークショップの場として活用されています。多彩な魅力を持ち、「楽しむ川」へと変わろうとしている通船川に出かけてみませんか?

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信濃川と阿賀野川を結ぶ、川の街道・通船川(後編)

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