公開日2022.06.23
最終更新日2022.06.24

新潟県立万代島美術館「和田誠展」開催!

新潟県立万代島美術館「和田誠展」開催!
公開日2022.06.23
最終更新日2022.06.24

新潟県立万代島美術館「和田誠展」開催!

新潟県立万代島美術館では、7月2日(土)〜8月28日(日)まで企画展「和田誠展」を開催します。

和田誠という名前から、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。『週刊文春』の表紙、映画監督作『麻雀放浪記』、料理愛好家・平野レミの夫etc.。星新一の短編を読んだことがあれば、その表紙や挿絵を描いたのも和田誠です。『お楽しみはこれからだ』を全巻揃えていた人、たばこ「ハイライト」のパッケージデザインを懐かしむ人もいらっしゃるのではないでしょうか。

『週刊文春』表紙 2017

和田誠(1936-2019)は、イラストレーター、グラフィックデザイナーをはじめ、装丁家や映画監督、エッセイスト、作曲家、アニメーション作家など、さまざまな顔を持ち、その創作の広がりはとどまるところを知りません。これまでも個展はたびたび開かれてきましたが、仕事量の多さゆえ、特定のテーマに特化されたものばかりでした。没後最初に開かれる本展は、和田誠の膨大かつ多岐にわたる仕事の全貌に迫る初めての展覧会です。30まで絞り込まれたトピックを軸に、83年の生涯で制作した作品を紹介します。

展示室を入ってまず目をひくのが、和田誠が描いた似顔絵の数々。素朴な線で見事に特徴を捉えられた時代のスターたちには、クスっとさせるユーモアも垣間見られます。高校生のときのノートには、同級生や先生たちの似顔絵が描かれたものが残っています。すでにこのころから似顔絵の名手だったらしく、これら学生時代の資料からは、絵を描くことを楽しむ和田誠の原点をうかがい知ることができます。

和田誠は多摩美術大学在学中にデザイナーの登竜門とされていた日宣美賞を受賞し、早々にデザイナーとしての道を歩み始めます。そこから60年近くにわたり第一線で活躍を続け、ありとあらゆる分野で優れた仕事を残しました。そのため、人それぞれに和田誠との接点は違うかもしれません。どの時代にも代表的な仕事があり、いつかどこかで目にしたあれが実は和田誠の仕事だったと、展覧会で気がつくこともあるでしょう。あれもこれもそれも――知っているようで知らなかった和田誠の新しい一面に出会える展覧会です。

『とぶ』(文・谷川俊太郎)より 1978 福音館書店 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵

展覧会情報

「和田誠展」

会場
新潟県立万代島美術館

会期
2022年7月2日(土)〜8月28日(日)

休館日
7/11日(月)、7/25(月)、8/8(月)、8/22(月)

観覧料
一般1,400円(1,200円)
大学・高校生1,100円(900円)
中学生以下無料

※( )内は有料20名様以上の団体料金です。
※障害者手帳をお持ちの方は無料です。

画像すべて ?Wada Makoto

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