7月18日に梅雨が明け、本格的な暑さが始まりました。 この時期、熱中症による救急搬送が急増しています。 《実際にあった救急事例》 日中ずっと一人で家にいた高齢者の方が、家族が仕事から帰宅した際、熱中症で倒れていたという119番通報がありました。 部屋の窓は開いていたものの風はなく、エアコンは設置されていたにもかかわらず使用されておらず、室温は非常に高い状態でした。 誰にでも起こりうる、命に関わる危険な状況です。 ●高齢者が一人になるご家庭では特に注意を ・エアコンの使用をためらわない ・室温・湿度の確認を習慣に ・離れて暮らすご家族へも定期的に連絡 ・のどが渇く前の水分補給を室内でも熱中症は起こります。 「まだ大丈夫」と思わず、今日からできる対策をお願いします。 ●7月16日に五泉市において90代の男性が畑で倒れているところを近隣住民に発見され、病院に搬送されましたが、熱中症による死亡が確認されました。県内では今夏2例目となる死亡者の発生です。 ● 昨年は、全国で熱中症患者97,578人が救急搬送され、重症(3週間以上入院)者は2,178人、死亡は120人発生。 本年は7月13日までに、全国で熱中症患者36,727人が救急搬送され、重症者は796人、死亡は43人発生。(総務省消防庁速報値) 村上市では7月21日までに熱中症患者27人が救急搬送され、いずれも中等症(入院が必要)または軽症でした。 重症化を防ぐには、早めの対処と周囲の声かけが大切です。 ●7月は「熱中症予防強化月間」。 全国安全週間を機に、ご自身やご家族の安全対策を見直してみませんか? ●総務省消防庁熱中症予防啓発ビデオ https://youtu.be/RcUQRar7-m0?si=KGQfHygCwi4RLntb 【問い合わせ先】 環境課環境政策室 (TEL:0254−75−8933) 保健医療課健康サポート室 (TEL:0254−53−3364) 消防本部警防課救急係 (TEL:0254−53−7223) 詳細はこちら www.city.murakami.lg.jp/site/heatstroke/