Monthly Archives: 8月 2007

気になる新潟ニュース

新潟出身の新人女子ゴルファーのデビュー戦に注目

こんにちは。編集部の松田です。
8月24日(金)〜26日(日)まで、長岡市寺泊で「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」が行われます。
注目イベントのわりには、KomachiやWeek!でも紹介されていないので、昨年に引き続きここで紹介させていただきます。
このゴルフトーナメントは、女子プロゴルフツアーの一つ。横峯さくらプロなど、女子プロのトップ選手が多数出場する大会です。
今年はなんと言っても新潟出身の新人、若林舞衣子プロの活躍に注目が集まります。若林プロは、3月に開志学園高校を卒業、7月に行われたプロテストに合格。今回のヨネックスレディスがデビュー戦となります。高校の時には、世界ジュニアゴルフ選手権で優勝するなど、アマチュア時代から実力を発揮し、注目を浴びてきた若林プロ。デビュー戦でどこまで上位に食い込めるのか。新潟のゴルフファンの中では、そんな期待が高まっているはずです。
会場は寺泊のヨネックスカントリークラブ。当日券は2,000円(高校生以下は無料)。
緑に囲まれたゴルフ場は、毎年ピクニック気分で訪れるファミリーで賑わっています。
みなさんも若林プロを応援しに出かけてみてはいかがでしょうか。
詳しくは主催者までお問い合わせください。
※8/27追記
優勝は不動裕理選手。若林選手は9位タイでした。
▼関連サイト
ヨネックスレディースゴルフトーナメント

スタッフのお気に入り

「夕凪の街 桜の国」を見て

こんにちは。編集部の松田です。
8月18日から新潟市のユナイテッド・シネマで上映されている「夕凪の街 桜の国」を見ました。
主演は田中麗奈、麻生久美子。監督は「半落ち」「出口のない海」の佐々部清。
こうの史代の同名コミックを実写映画化したものです。

夕凪の街 桜の国
(C)2007「夕凪の街 桜の国」製作委員

この映画のテーマは「原爆」です。
原爆投下から13年後の広島で暮らす皆実(麻生久美子)と、現在に生きる七波(田中麗奈)の2人の女性を通して、原爆が世代を超えてもたらす悲劇を静かに伝えています。
原爆がテーマといっても、その悲惨をストレートに伝えるような衝撃的な映像はありません。
しかし、当事者たちがどんなに忘れようとしても、被爆後60年以上たった今もなお原爆のために苦しんでいる人たちがいるということが、きちんと伝わってくる映画でした。
そして、この映画を人ごとと思えない理由がもう一つあります。
それは新潟もまた原爆投下候補地だったという事実があるからです。
映画の中で、現代に生きる七波は、なかなか被爆2世であることに向き合えないでいます。
しかし、被爆者である母や祖母の死、弟が受ける差別などで、その事実に否応なしに向き合わされ、次第に受け入れるようになっていきます。
軽々しく言えることではありませんが、もし新潟に原爆が落とされていたら、自分も七波と同じような思いをしたかもしれない。そもそも自分は生まれることとができたのだろうか?
そんな思いもあり、この映画がより身近に感じられたのだと思います。
一般の映画としても、とても良質な作品です。
田中麗奈、麻生久美子はもちろん、脇を固める吉沢悠、中越典子、伊崎充則、堺正章はみんないいですね。
「夕凪の街 桜の国」は、ユナイテッド・シネマで上映中です。
トクだね!こまち映画スケジュール
http://www.week.co.jp/ent/cinema.asp#united
▼関連サイト
「夕凪の街 桜の国」オフィシャルサイト

トクこま取材裏話

長岡花火の三尺玉やフェニックスに大興奮!

こんにちは。トクだね!こまち編集部の松田です。
長岡まつり大花火大会観覧席招待にたくさんのご応募いただきありがとうございました。今回は延べ1万人以上の応募があり、あらためて長岡花火の影響力を感じました。
そして、さる8月2日と3日には、約150名の当選者の方に実際に花火を楽しんでいただきました。今年の観覧席も、信濃川左岸の団体観覧席。花火がほぼ真上&正面に見えるベストポジション。団体専用ということで、周りは遠く県外からツアーで訪れた見物客でいっぱいでした。

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↑今年の観覧席のようす。猛暑に耐え打ち上げを待ってます。

当選者の中には、初めて間近で長岡の花火を見る人も多く、想像以上の迫力に驚いているようでした。初めのうちは花火が上がるために大歓声を上げていた人も、花火の迫力に圧倒されて、ただただ呆然と眺めるばかりに・・・。人はあまりにも大きく深い感動に包まれると、きっと無口になってしまうんですね。
メッセージ花火にはじまり、ナイアガラ、尺玉100連発、ミラクルスターマイン、正三尺玉、そしてフェニックスと、あっという間の2時間。特にフェニックスは、中越沖地震の発生から間もないこともあり、よりいっそう感慨深いものになったように思えます。

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↑「ジュピター」をバックに約3分続くフェニックス。

長岡と同じように観覧席プレゼントを予定していた柏崎の花火大会は中止になってしまいました。一日も早く復興が進み、来年の夏は柏崎の花火大会がきっと復活することでしょう。そして、読者のみなさんと一緒に花火見物できることを願っています。
花火シーズンはまだまだこれから!
長岡花火を見れなかった人は、ほかの花火大会に出かけてみてください!
▼関連サイト
にいがたオール花火ガイド