新潟の「からあげ」を勝手に表彰「からデミー賞」

弁当のおかずでダントツの人気を誇る「からあげ」。衣に包まれた鶏肉のウマさはいつも幸せにしてくれる。新潟県内の弁当屋でも味付けの違う多くの「からあげ」が販売されていて、ウリにしているところも多い。その中でも特徴的な一品を勝手に「からデミー賞」として表彰!有名なあの賞に負けない価値がある……ハズ!?

主演男優賞

ほか弁 からあげ亭のデカ4弁当

ほか弁 からあげ亭

でか4弁当(750円)

1個約140グラム、テニスボールほどの巨大さが男の食欲を大いに刺激。噛むとあふれる肉汁はハンパなく、大食漢も大満足のから揚げだ。このインパクトと食べ応えは、弁当界の主役間違いナシ!

受賞コメント

「初めての人はこの大きさにビックリされますね(笑)。見た目ばかりでなく、味もほかではマネできないと思います。これからも男らしく揚げ続けていきます!」(店主/三原和義さん)

50品以上ある弁当メニューはボリュームのあるものが多い。から揚げはその大きさゆえに揚げ時間がかかるので、電話注文をしておくとベター。

監督賞

からあげ 聖林 新潟店 からあげ弁当(5個入)

からあげ 聖林 新潟店

からあげ弁当(5個入)572円

から揚げ激戦区・九州の専門店からのれん分けした同店。タレや粉、揚げ方まで本店の製法を継承し、「モンドセレクション」銀賞の味を提供する。新潟にその味を広めた店主に監督賞を!

受賞コメント

「新潟に出店して7年。今も変わらず、そして今後も本店の味を忠実に再現していきます。から揚げ単品でも販売していますので、ヤミツキになる味を楽しんでください」(代表/高田雅義さん)

九州の老舗から揚げ専門店の新潟店。国産の鶏肉を使用し、作り置きはしない。「骨なし」や「砂ずり」のほか、さまざまな部位を用意。

脚本賞

たきたて弁当 やなぎ からあげ弁当

たきたて弁当 やなぎ

からあげ弁当(500円)

黒コショウをたっぷり使い、黒みがかった見た目とスパイシーな味わいは昔から変わらない。衣のパリパリ感と国産の鶏肉の柔らかさ、スパイシーさという物語性あふれる味わいに。

受賞コメント

「地域のみなさまに愛され続ける味を心掛け、今後も精進していきます。隣の『食堂やなぎ』では定食も食べられるので、こちらにも足を運んでくださいね」。(店主/柳一志さん)

創業33年の定食屋が営む弁当屋。店内にはテーブル席も用意されているので、出来たての弁当をその場で食べることもできる。

美術賞

手作り総菜&お弁当 和花 からあげ弁当

手作り総菜&お弁当 和花

からあげ弁当(530円)

地域密着の総菜店「和花」は毎日違う変わりダネのから揚げを作っている。この日は柚子コショウ味。過去には、トムヤムクン味やサルサ味など数え切れないほどとか。この芸術的センスに脱帽!

受賞コメント

「日替わりでいろいろな味が楽しめます。過去にはコーラ味も作りましたよ(笑)。これからもほかでは出さない味を作り続けます。アイデアやリクエストも受け付け中!」(代表/小池慶子さん)

弁当も販売する総菜店。日替わりのから揚げは1個60円から単品購入可能。好きなおかずを選べる「バイキング弁当」も人気の一品だ。

長編ドキュメンタリー賞

あつあつ亭 女池店 から揚げ弁当

あつあつ亭 女池店

 から揚げ弁当(540円)

フタが閉まらないビッグサイズのから揚げは、カリッとジューシーで食べ応え満点。開店当初から変わらず30年以上の歴史を持ち、伝統の味を守り続けるご主人に長編ドキュメンタリー賞を!

受賞コメント

「お客さんの『おいしい』の一言がありがたく、昔からの味を守り続けてきました。これからも出来たてアツアツのお弁当を食べていただき、喜んでもらえるとうれしいです」(店主/広川恒夫さん)

創業から31年、昔ながらおかずやボリュームのある盛りで、地元を中心に人気の弁当屋。40種類を超すメニューの豊富さも自慢。

新潟WEEK!2016.9.16号

この記事について

※この記事は 新潟県内で発行している雑誌「WEEK! 2016.9.16号」の特集”からデミー賞”をWeb版に編集したものです。

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