新潟県内でも上映中「グエムル-漢江の怪物-」で光っていた少女役は誰だ?

こんにちは。編集部の松田です。
久しぶりに韓国映画を見ました。
9月2日から公開が始まった「グエムル-漢江の怪物-」です。

実は韓国映画はほとんど見ません。別に好き嫌いがあるわけじゃないんです。ただ、映画を見ること自体少ないので、たまに見るときはどうしても洋画になってしまいます。

グエムル/コ・アソン\
(C)2006 Chungeorahm Film. All rights reserved.

そんな私がこの映画を見たのは、「韓国の歴代観客動員数を塗り替えた」という話を聞いたからです。しかも、事前予告を見る限り、どう見ても怪物が出てくる特撮パニック映画。歴代観客動員数を塗り替える怪物映画とはどんな映画なのか?そんな興味で見ることになったのです。

トクだね!こまちの映画ページでは、このように紹介しています。

"韓国のスピルバーグ"の異名をとる、ポン・ジュノ監督の新作は、ある一家と謎の巨大生物との壮絶な戦いを描く、パニック超大作。怪物「グエムル」のCG描写を、「キングコング」のWETAが担当しているのも話題。

なんだかこれだけ見ると、ジュラシックパークのような恐竜たちとの戦いを想像するかもしれません。しかし、自社サイトの説明ながら、この紹介ではこの映画の魅力を正確に伝えているとはいえません。もちろん、怪物との戦いはあります。ハラハラドキドキする展開もあります。手の込んだCGも大したものです。

でも、この映画の主題は、困難に立ち向かう家族の物語です。家族は圧倒的な逆境に立たされます。ここまでならハリウッド映画の定番。本作では、その家族の姿をどこまでも普通の市民として扱い、少女救出への道のりをユーモアとペーソスを交えながら描いています。言ってみれば「アクション・ホーム・コメディ・ドラマ」。2時間の上映時間の中で、スリルも、笑いも、涙もみんな盛り込まれています。そんな韓国映画ならではのユニークなアプローチが、観客動員につながっているのかもしれません。

物語の中心となる家族を演じるのは、ソン・ガンホ(「JSA」「殺人の追憶」)、ペ・ドゥナ(「リンダ・リンダ・リンダ」)、パク・ヘイル(「殺人の追憶」)など韓国映画を代表する個性派ぞろい。中でも、私の目を引いたのが、怪物にさらわれる少女・ヒョソンを演じるコ・アソン(上写真)です。14歳らしい無邪気な笑顔もいいですが、彼女の鬼気迫る表情が映画に緊張感とリアリティを与えています。

そこでちょっとコ・アソンについて調べてみました。韓国ではテレビドラマなどで活躍する、演技派子役として知られているそうです。最近は韓国で放送されているカシオのCMにも出演するなど、注目の存在となっているようです。韓流スターについてあまり詳しくはありませんが、こういう子役が次々出てきて、活躍できるフィールドがある韓国映画界の隆盛はまだしばらく続きそうです。

「グエムル-漢江の怪物-」は、新潟県内の各映画館で上映中です。

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