「アカデミー賞の注目作品は?」〜リアルタイムアンケート結果考察

トクだね!こまちのレギュラーコーナー「リアルタイムアンケート結果考察」の第2回目。
先週のテーマは「いよいよアカデミー賞本番。作品賞ノミネート作品でイチオシはどれ?」というものでした。
結果は、作品賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ主演の「ディパーテッド」が1位。2位はクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」。どちらも日本ではすでに公開済みですし、このアンケート結果にも確かに納得です。
しかし、もっとびっくりしたのが投票数の少なさ。アカデミー賞授賞式があった週にも関わらず、投票数はたったの24人。菊池凛子のノミネートなど、話題性がないわけではなかっただけに、意外な結果となりました。
この結果を考察するに、やはりハリウッド映画への関心がかなり下がっているのではないかと思います。2006年はまれに見る邦画の当たり年でした。「海猿」「日本沈没」「DEATH NOTE」「武士の一分」など話題作が多く、興行収入でも21年ぶりに邦画が洋画を抜くという現象が起こりました。
今回のリアルタイムアンケートを見る限り、その傾向は今年も続くのかもしれません。

映画をご覧になる際は、ぜひトクだね!こまちのシネマスケジュールをご利用ください。
(編集部 松田)
2006年(平成18年)全国映画概況
http://www.eiren.org/toukei/

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