私の電子ブックリーダー体験記

編集部いのまたです。時代を先取りして、出版社に勤めるものとして、みんなに先駆けて、NEXUS7ではなく、SONYの電子ブックリーダー・・・その名も「Reader」を買いました。というのは、前回のお話しでした。

今回は、実際に使用してみて約10日ほどのレポートを○☓形式でお送りします!

なところ

・軽い!
新書サイズ、新書くらいの軽さという触れ込みでしたが、この軽さは違和感ありません。7インチサイズのタブレットの半分くらいの軽さなので、バッグにも入れても負担になりません。
・Evernoteと連携!
WEBで気になった記事があったりしたときに、Evernote経由で後で見るというシーンに活用できます。コレがイイ感じです。現在は残念ながら休刊になってしまった草思社の「Web草思」なんかどっしりとした内容が読めますよ。
・目にやさしい!
タブレットやスマートフォンを持っている人には、みんなに言われました。目の疲れがありません。なくはありませんが、今のところ紙と同等です。
・本棚の削減になる!
どうしても、本が積み上がってしまいがちになりますが、この薄い端末に収まるので本棚の容量削減にはなります。
・乱読に最適!
ザッピング読みというか、乱読というか、複数の本を同時期に読みたい時に、栞(ブックマーク)メモリのおかげで、いろんな本を途中まで読んで、次にこの本読んで・・・という時に役立ちます。
・電子書籍でしか読めない本もある!
スタジオジブリ発行の幻のPR誌(無料)があることをご存知でしょうか。名前は「熱風」。全国で限られた書店にしか置かれていないフリーペーパーで、部数も限られているので取り合いに。もちろん、新潟では入手できませんでしたが、このほど電子ブック化されることが決定しました。(但し、スタジオジブリ的な表紙の割に中身は硬派な内容ですのであしからず)

なところ

・誰も持ってない・・・!
時代の先端を走っているのか、もしくは既に置き去りかどちらかです。
・欲しい本がない(場合がある)!
各電子書籍に対応したストアが多々ありますが、出版社、作家によっては欲しい本が見つからないということがあります。まぁこれは時間が解決してくれるでしょうか・・・?
・マンガは難しい!
小さい文字が多い手塚治虫作品などは適していません。拡大縮小というのが非常に難しいからです。また、電子ブックリーダーによりますが、ストレスが最も少ないと言われる「Reader」ですら毎ページ、リフレッシュ(反転)が起こるので、マンガ本をめくるようにという感覚にはなりません。
・速読には向かない!
比較的早い読書スピードなのですが(約1,800字くらい/分)。めくるのは紙に比べて若干ストレスがかかります。早く読もうと思うときには適していないかも・・・?
今のところ、○が先行してはいますが、どうなんでしょうか?
書店などで、各レジにUSBライターがあり、購入するとその場で、気に入った本の電子ブックを「Reader」に入れてくれるサービスがあったら、もっと普及するような気がします。

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