Tag Archives: りゅーとぴあ

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芸術の秋! 新潟で楽しむはじめてのクラッシックコンサート

こんにちは。編集部の松田です。
9月になりました。芸術の秋の到来です。

みなさんはどんな芸術を楽しんでますか?
私はこのところ、すっかりクラシック音楽にはまっています。


県内クラシックの殿堂「りゅーとぴあ」コンサートホール

「空前のクラシックブーム」と言われて久しいですが、私がクラシックを聴くようになったのは、ほんの半年ほど前から。それまでは、ほとんどクラシックに触れることはありませんでした。

聴くようになったきっかけは、意外にもトリノオリンピック。今大会の唯一のメダルとなったフィギュアスケートです。中でも、ケガを克服してオリンピック出場を果たした村主章枝選手のフリー演技は強烈な印象が残りました。曲に合わせて、ときには優雅に、ときには激しく、滑り、跳び、回転する。音楽と絶妙にマッチした村主選手の演技に魅せられてしまいました。
(演技の映像はYouTubeで見られるようです)

その演技に使われていたのが、ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」という曲です。序盤は比較的静かで暗いトーンですが、中盤からドラマチックなメロディに変わり、ピアノの超絶技巧を駆使しつつ、劇的なクライマックスへ。スケートの感動をもう一度味わいたい!そんな思いでCDを買い、すっかりクラシックにはまってしまったのです。

そして、今年の7月、りゅーとぴあ(新潟市芸術文化会館)で行われた「東京交響楽団 定期演奏会」で、ついにクラシックコンサートデビューをしてしまいました。クラシックのコンサートを見るのは中学生以来。「自主的」に足を運んだのはたぶん初めてですが、やっぱりCDで聴くのとは違いますね!「聴く」という点では、CDでは聴き取れなかった小さな音や、何十台ものヴァイオリンが奏でる音の深みを感じられます。そして、「観る」という点でも、指揮者のタクトやヴァイオリンの弓が激しく動く、エキサイティングな光景を楽しめました。

前置きが長くなってしまいましたが、そんなわけで私は芸術の秋にクラッシックコンサートをオススメします。
9月には「東京交響楽団 定期演奏会」、「ベストクラシック100コンサート」などが行われます。機会をつくって、足を運んでみてはいかがでしょうか。

■主なクラシックコンサート スケジュール
9月10日(日) 東京交響楽団 第38回定期演奏会(りゅーとぴあ)
9月18日(月) モーツァルト生誕250周年記念 ベストクラシック100コンサート(りゅーとぴあ)
9月17日(日)? 「ロマンティック・ショパン」マウリツィオ・バリーニ ピアノリサイタル2006(新潟県民会館ほか)
9月24日(日) ミート・ザ・クラシック 高嶋ちさ子コンサート(上越文化会館)
11月19日(日) 東京交響楽団 第39回定期演奏会(りゅーとぴあ)
11月28日(火) チェコ・プラハ管弦楽団(糸魚川市民会館)
12月17日(日) 佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ(りゅーとぴあ)
12月24日(日) 堀俊輔指揮 東京交響楽団 第九合唱(加茂文化会館)

各公演の詳細は現在発売中の新潟Komachi、新潟Week!をご覧ください。

■関連サイト
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」-Wikipedia-
東京交響楽団ホームページ

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石原さとみ主演、舞台「奇跡の人」新潟公演決定!でちょっと複雑な心境

こんにちは、トクだね!こまち編集部の松田です。
この秋、舞台「奇跡の人」の新潟公演が決定したそうです。にわか演劇ファンの私にとって“本来”は喜ぶべきニュースです。しかし、今回はちょっと素直に喜べない事情があります・・・。

「奇跡の人」は、伝記などでおなじみのヘレン・ケラーをモデルにした舞台です。
赤ん坊のときに煩った病気が原因で、見えない、聞こえない、話せない三重苦を背負ってしまったヘレン。舞台では、家庭教師アニー・サリヴァンの手助けで、ヘレンが「言葉」の存在に気づくまでの苦闘が感動的に描かれています。1959年の初演以来、世界各国で何度も上演されている名作です。
日本でも、過去何度も上演されていて、何人もの女優がアニーやヘレンを演じています。アニー・サリヴァン役として、もっとも有名なのが大竹しのぶです。1986年以来、6回の公演でアニー役をつとめ、まさにはまり役との評価を得ています。またヘレン役は、荻野目慶子、中島朋子、寺島しのぶ、菅野美穂、鈴木杏などがつとめ、いわば若手実力派女優の登竜門的な舞台となっています。
その「奇跡の人」が今年10月、キャストを一新して、3年ぶりに上演されるのです。ヘレン・ケラー役は、若手女優の中で最も注目を浴びている石原さとみ。そして、20年ぶりに新キャストとなる、アニー・サリヴァン役に田畑智子。どちらもNHK朝の連続テレビ小説で主演経験もある実力派女優です。
見えない、聞こえない、話せない三重苦の難役を、これが初舞台となる石原さとみがどのように演じるのか。また、はまり役大竹しのぶの後を継ぐ田畑智子は、どんなアニーを見せてくれるのか。「奇跡の人」は、この秋の演劇界の大きな話題になるはずです。

舞台「奇跡の人」新潟公演の日程は、10月28日(土)・29日(日)の2回公演。会場は、りゅーとぴあ劇場です。
この話題作を、新潟の劇場で見られるとは、“本来”は、本当に喜ばしいことです。しかし、冒頭にも書いたとおり、今回はちょっと素直に喜べない事情があります。
その事情というのは・・・、実は新潟公演決定前に、東京公演のチケットを買ってしまったのです! 
だって、まさか新潟公演があるとは思わなかったし・・・。
東京公演ということは、交通費、宿泊費、食費など、何かとお金がかかります。しかも、東京公演の会場である青山劇場に比べ、りゅーとぴあの方がたぶん見やすいはず。ちょっと早まってしまったかもしれません・・・。

新潟公演のチケット発売予定は9月9日(土)。
この秋、注目の舞台ですので、ぜひみなさんは新潟でお楽しみください。

■関連サイト
りゅーとぴあ|チケット情報
奇跡の人 – Wikipedia
ホリプロ オンラインチケット 奇跡の人(東京公演)
石原さとみプロフィール(ホリプロ)