Daily Archives: 2011年9月13日

スタッフ日誌

箱根駅伝東洋大学山古志合宿「2011年夏」

部長の古沢です。(おっと危ない、空いてるじゃないですか/笑)
今年で連続4年目、東洋大学駅伝部の山古志合宿が8月下旬に行われました。
この東洋大学と山古志の関係は、震災時の村長長嶋さん(現衆議院議員/東洋大学理事長)が東洋大学出身と言う繋がりで、多くの学生ボランティアの協力を得たところから始まっていると聞いています。
折しも3年前、新・山の神「柏原くん」が1年生の時から山古志合宿が行われ、箱根駅伝初優勝、続く86回大会も優勝、今年87回は21秒差で2位と言う、まさに東洋黄金期と重なるように山古志は存在しています。

今年も山古志夏合宿に参加した柏原くん、とうとう4年生になり最後の山古志になりました。
今年は主将(キャプテン)です。
しかも4年連続で山古志合宿は彼だけだと思います。(違ったらすみません)
箱根駅伝では常に輝かしい成績を残している柏原くんも昨年は絶不調で可哀そうなくらいでした。
昨年は合宿の3日目に立ち会ったのですが、とても上りを得意とするランナーとは思えず、普通のランナーと言うより、集団から離されまったく走れない、そんな感じでした。
ですが、今年は違いました。
その研ぎ澄まされた顔、目に4年生最後の山古志、そして今シーズン最後の大会、そんな気持ちを強く感じた次第です。
以下、見てきた様子です。
....
待つこと20分くらい。
先頭二人、続いて集団で軽快に通過していきました。
もう一周あるのでちょっと場所を変更。
ジョグとは言えこんな険しい山道、それでも30分くらいで回っている感じでした。
そして私は物凄いものを見てしまいました!!
2周目。
おそらく山憲(4年)と思われるランナーが一週目同様先頭。
遅れること20Mくらい、トップから遅れ始めた下級生と並ぶように追い上げてきたカッシー。
サッと抜いて後ろ向きに「ほらぁ、どうしたぁ!」とハッパをかけ、今度は正面を向いて「もっと逃げろー!、追い込むぞー」はっきり聞き取れませんでしたが、そんな感じの雄たけびでした。
そこから一気にキツイ上り坂になります。
歩線橋くらいの斜度は余裕であると思います。
私、もう遠くで見えている距離です。
必死で前を逃げるランナー。
追うカッシー。
凄いです。
本当に凄い。
スピード、すげぇー速いです。
何より迫力が凄いです。
上り坂を走っているとは思えません。
一歩一歩アスファルトを踏み込むたびに「揺れ」を感じるような迫力です。
あの感じで箱根の山を登るんですね、きっと。(3分台ですもんね)
まだ余韻が残ってます。
あの迫力!!
今年はまさかの16分台、期待しちゃいますね。
今年も彼らの姿に元気と勇気と活力を頂きました。
頑張れ!俺×2!!